子どもさんの口の中見てますか

最近の子どもさんの口の中は二極化が起きています。
むし歯が1本もないきれいな口の中の子どもさんと、ほとんどの歯がむし歯になっているような子どもさんに分かれています。家庭環境や食生活が大きく関わっていると思われます。
上の子どもさんに比べ、二人目、三人目の子どもさんの方がむし歯が多い傾向にあります。第一子の時には食べる物や歯みがきに気をつけていたのが二人目、三人目になるとおろそかになってしまう。また上の子どもさんと同じものを食べるため、甘いものに接する時期が早く、量も多くなりがちです。一度むし歯になってしまうとリカバリーはできません。3歳くらいでむし歯になってしまうとまだ十分な治療ができません。むし歯が増えないよう、大きくならないようごまかしていくしかありません。そこで後悔して定期的な管理ができる子どもさんはまだましです。小さい時期にむし歯になっても子どもさんが痛みを訴えなくなると来院が途絶えてしまう方が多いです。しばらくぶりに拝見するとさらに大変なことになっています。歯科医院に連れてきていれば大丈夫という考えもやめましょう。仕上げ磨きも8歳くらいまではしてあげてください。毎日のお手入れがあってこそ、定期検診が生きてきます。
歯並びに関してもやわらかい食べ物が多くなり、噛まずに丸呑みする傾向があり、口の機能が未発達の子どもさんが多くなっています。「イー」の口をしたときに下の前歯が見えていない「過蓋咬合」が増えているように感じます。よく噛んで食べられるような工夫をしてあげてください。
子どもさんの口を守るのはお父さん、お母さんの責務です。